CONCEPT
コンセプト&プロフィール
声であなたの可能性を広げる「コエノバ」
あなたは自分の声、好きですか?
そう聞かれて「好き」とはっきり答えられる人は、多くないのではないでしょうか。
「自分の声が好きではない」とはっきり自覚している人は、人前で話すことを避けてしまったり、実際に人前で話せない経験をすることで余計に自信をなくしてしまう、ということがあります。
「声が出せない」という状況にならない限り、普段の生活の中で声について深く考えることはあまりないでしょう。しかし、私たちは毎日、何らかの形で、ことばを声に乗せて他者とコミュニケーションを取っています。改めて自分の「声」について客観的に知り、「声」を好きになることで、自分に自信が持てるようになるかもしれません。
声に自信を持つためにはどうしたら良いのか、言語聴覚士として声・話し方・ことばの評価やトレーニングをしている私と一緒に考えてみませんか?
昨今の「声」を取り巻く事情
人間のコミュニケーションにおいて、声は重要なコミュニケーションツールの1つです。アメリカの心理学者アルバート・ メラビアンは、コミュニケーションにおいて人に影響を与えるのは視覚情報(目から入ってくる情報)が55%、聴覚情報(耳から入ってくる情報)が38%、言語情報が7%という研究成果を報告しています。
ここでいう聴覚情報とは、声のトーン、声の大きさ、イントネーションなどを表しています。つまり、声そのものがコミュニケーションにおいて大切な役割を担っているのです。
コロナ禍でリモートワークが急増し、オンラインでのコミュニケーションに注目が集まるようになりました。対面でのコミュニケーションであったのがオンラインへと切り替わったことで、表情や仕草、ジェスチャーなどが伝わりにくくなり、そのぶん声や話し方など、耳から入る情報が果たす役割が大きくなっています。
また、2021年1月末に音声SNSのClubhouseが日本に上陸し、音声配信に人々の関心が今まで以上に集まるようになりました。芸能人やインフルエンサーだけではなく、一般の人々の中でもポッドキャストなど様々な音声配信プラットフォームを利用して音声で発信する人が増えています。
声や話し方に人々の関心が高まるようになっている今だからこそ、「自分の声が好きではない」「自分の話し方ではだめだ」と感じている人も増えているように感じます。
声は唯一無二の個性
声は身体のつくり(身長、骨格、筋肉の付き具合、喉の形状など)によって異なります。その点において、ヒトの声は楽器と似ています。
「楽器」とひとくくりに言っても、楽器には形状によって音の高さや出せる大きさ、音色が異なります。同じ金管楽器でも、トランペットは高い音を鋭く発する演奏ができるのに対し、トロンボーンは低い音で滑らかに演奏することができるのが特徴です。
人の声は楽器と同じように、その人の体のつくりによって異なります。自分とまったく同じ声は、この世の中に存在しないのです。声はその人にしか出せないオリジナリティの高いものであり、その人らしさを効果的に伝えることができるコミュニケーションツールです。
悪い声はない。声は個性。どの声も素晴らしい。
そんな「唯一無二」の声に自信を持つことで、きっとあなたの世界は広がっていくはずです。
自分の声を知って好きになる「コエノバ」
声やことばの問題は、医師の診断が必要なケースもありますが、そうではないケースもあります。医師の治療を必要としていない人で「声の相談してみたい」「話し方を改善したい」と思っている人の中には、「誰に相談したら良いかわからない」という人もいるのではないでしょうか。
また、「忙しくて教室に通うのが難しい」「通う場合の交通手段が確保できない」などのお悩みを持つ方もいると思います。
場所を選ばず、自分のスケジュールに合わせやすいオンラインで、声のトレーニングやケアをする場を提供するのが「コエノバ」です。
コエノバでは、私の言語聴覚士としての経験や知識を活用して、声や話し方を分析します。そして、その結果に基づいてアドバイスやトレーニングを行うことで、「自分の声を今よりも良くしたい」「声の悩みを解消して新しいことに挑戦したい」「自分の話し方に自信をつけたい」という方に、一歩前に進むお手伝いをしていきたいと考えています。
コエノバに声や話し方について相談してみたい方、コエノバの声や話し方のトレーニングを受けてみたい方は、問い合わせフォームよりご連絡ください。
代表プロフィール
尾野美奈
北海道生まれ。2003年、米国Towson University卒業。2006年、日本聴能言語福祉学院卒業。同年言語聴覚士免許取得後、発達支援センターや耳鼻咽喉科、神経内科にて、言語発達障害、摂食嚥下障害、音声障害、吃音、構音障害の音声言語評価やリハビリテーションに従事。2011年、北海道医療大学心理科学研究科にて構音と呼吸の関係を研究し、修士号を修める。2021年に「コエノバ」を立ち上げ、声や話し方にお悩みを持つ方へのオンライン相談やレッスンを行っている。
ポッドキャストへの興味が高まり、自身でもポッドキャストを製作・配信したり、ポッドキャスト用音源の編集を請け負っている。(PODCAST 参照)
好きなことは、旅、美術鑑賞、読書、語学学習。日本や世界各地の本屋さんと美術館を巡るのが夢。
現在2人の男子を育てている。札幌市内在住。
保有資格
言語聴覚士
保育士
その他
リッカムプログラムワークショップ受講
ジョリーフォニックス総合ワークショップ受講
RYT200修了